Debian DLA-171-1:libssh2 のセキュリティ更新

medium Nessus プラグイン ID 82156

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

SSH2 クライアントサイドライブラリである libssh2 が、リモートサーバーと新しい SSH セッションについてネゴシエーションするときに、十分な範囲チェックなしに SSH_MSG_KEXINIT パケットを読み取って使用していることを、Mariusz Ziulek が報告しています。
悪意のある攻撃者が本物のサーバーに中間者攻撃を行い、libssh2 ライブラリを使用するクライアントをクラッシュ(サービス拒否)させたり、このプロセスの意図されないメモリ領域を読み取って使用したりするおそれがあります。

注:Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2015/03/msg00008.html

https://packages.debian.org/source/squeeze-lts/libssh2

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 82156

ファイル名: debian_DLA-171.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/3/26

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:libssh2-1-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libssh2-1-dbg, cpe:/o:debian:debian_linux:6.0, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libssh2-1

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/3/14

参照情報

CVE: CVE-2015-1782

BID: 73061