Debian DSA-3217-1:dpkg –セキュリティの更新

medium Nessus プラグイン ID 82670

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

特別に細工された Debian ソースコントロールファイル(.dsc)により dpkg-source のソースパッケージの整合性検証がバイパスされる可能性があることを、 Jann Horn 氏が発見しました。この欠陥は、dpkg-source によるローカルの Debian ソースパッケージ抽出のみに影響を与えるもので、Debian アーカイブからのパッケージインストールには影響を与えませんので、注意してください。

ソリューション

dpkg パッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(wheezy)では、この問題は、バージョン 1.16.16 で修正されました。この更新には、次の wheezy ポイントリリースのために以前スケジュールされていたセキュリティ以外の変更も含まれます。詳細については、 Debian 変更ログを参照してください。

参考資料

https://packages.debian.org/source/wheezy/dpkg

https://www.debian.org/security/2015/dsa-3217

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 82670

ファイル名: debian_DSA-3217.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/4/10

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:dpkg, cpe:/o:debian:debian_linux:7.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

パッチ公開日: 2015/4/9

参照情報

CVE: CVE-2015-0840

DSA: 3217