MS15-038:Microsoft Windows の権限昇格可能な脆弱性(3049576)

high Nessus プラグイン ID 82774

概要

リモート Windows ホストは、複数の権限昇格の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストに、セキュリティの更新が欠落しています。そのため、複数の権限昇格の脆弱性の影響を受けます。

- NtCreateTransactionManager の型の取り違え(Type Confusion)により、権限昇格の脆弱性が存在しています。この脆弱性により、認証された攻撃者は特別に細工されたアプリケーションを実行することで、偽装レベルのセキュリティチェックをバイパスすることができます。(CVE-2015-1643)

- 欠陥を処理する MS-DOS デバイス名により、権限昇格の脆弱性が存在しています。この欠陥により、認証された攻撃者が、特別に細工されたアプリケーションを実行することで、偽装レベルのセキュリティチェックをバイパスすることができます。(CVE-2015-1644)

ソリューション

Microsoft は、Windows 2003、Vista、2008、7、2008 R2、8、2012、8.1、2012 R2 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2015/ms15-038

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 82774

ファイル名: smb_nt_ms15-038.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/4/14

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: High

スコア: 7.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

現状値: 6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2015/4/14

脆弱性公開日: 2015/4/14

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2015-1643, CVE-2015-1644

BID: 73998, 74014

IAVA: 2015-A-0091

MSFT: MS15-038

MSKB: 3045685, 3045999