Debian DLA-220-1:dpkg セキュリティ更新

medium Nessus プラグイン ID 83498

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

特別に細工された Debian ソースコントロールファイル(.dsc)により dpkg-source のソースパッケージの整合性検証がバイパスされる可能性があることを、 Jann Horn 氏が発見しました。この欠陥は、dpkg-source によるローカルの Debian ソースパッケージ抽出のみに影響を与えるもので、Debian アーカイブからのパッケージインストールには影響を与えませんので、注意してください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(squeeze)では、この問題はバージョン 1.15.12 で修正されています。また、Ansgar Burchardt 氏が発見した類似のバグや、Roger Leigh 氏が発見した同じ分野のバグも修正します。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(wheezy)では、この問題はバージョン 1.16.16 で修正されました。

安定版(stable)ディストリビューション(jessie)は、リリース前に修正されていたので、この問題の影響を受けませんでした。

注:Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2015/05/msg00004.html

https://packages.debian.org/source/squeeze-lts/dpkg

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 83498

ファイル名: debian_DLA-220.nasl

バージョン: 2.8

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/5/18

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:dpkg, p-cpe:/a:debian:debian_linux:dpkg-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:dselect, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libdpkg-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libdpkg-perl, cpe:/o:debian:debian_linux:6.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/5/15

参照情報

CVE: CVE-2015-0840

BID: 74039