MS15-063:Windows カーネルの権限昇格可能な脆弱性(3063858)

medium Nessus プラグイン ID 84057

概要

リモート Windows ホストは、権限昇格の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストは、Microsoft Windows LoadLibrary へのユーザー指定入力が適切に検証されないため、権限昇格の脆弱性による影響を受けます。リモートの攻撃者がこの脆弱性を悪用して、ユーザーに、特別に細工されたダイナミックリンクライブラリ(dll)ファイルをローカルディレクトリまたはネットワーク共有に配置させ、さらに悪意のあるライブラリを使用するアプリケーションをユーザーに実行させることで、完全な管理者権限に昇格させることができます。

ソリューション

Microsoft は、Windows Vista、2008、7、2008 R2、8、2012 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2015/ms15-063

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 84057

ファイル名: smb_nt_ms15-063.nasl

バージョン: 1.8

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/6/9

更新日: 2019/11/22

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

Base Score: 6.9

Temporal Score: 5.1

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2015-1758

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/6/9

脆弱性公開日: 2015/6/9

参照情報

CVE: CVE-2015-1758

BID: 75004

IAVA: 2015-A-0122

MSFT: MS15-063

MSKB: 3063858