Debian DLA-275-1:ruby1.9.1 のセキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 84833

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

Ruby の標準ライブラリの uri パッケージが過度のバックトラッキングをもたらす可能性のある正規表現を使うことが判明しました。
このライブラリを使う信頼されない URLを解析する Ruby アプリケーションは、細工された URL を通した DoS 攻撃(サービス拒否攻撃)の影響を受けやすいものでした。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(squeeze)では、この問題はバージョン 1.9.2.0-2+deb6u6 で修正されています。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(wheezy)と安定版(stable)ディストリビューション(jessie)は、リリース前に修正されていたので、この問題の影響は受けません。

注:Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受けるパッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2015/07/msg00014.html

https://packages.debian.org/source/squeeze-lts/ruby1.9.1

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 84833

ファイル名: debian_DLA-275.nasl

バージョン: 2.9

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/7/20

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:libruby1.9.1, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libruby1.9.1-dbg, p-cpe:/a:debian:debian_linux:libtcltk-ruby1.9.1, p-cpe:/a:debian:debian_linux:ri1.9.1, p-cpe:/a:debian:debian_linux:ruby1.9.1, p-cpe:/a:debian:debian_linux:ruby1.9.1-dev, p-cpe:/a:debian:debian_linux:ruby1.9.1-elisp, p-cpe:/a:debian:debian_linux:ruby1.9.1-examples, p-cpe:/a:debian:debian_linux:ruby1.9.1-full, cpe:/o:debian:debian_linux:6.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/7/19

参照情報

CVE: CVE-2014-6438