MS15-091:Microsoft Edge 用累積的なセキュリティ更新(3084525)

high Nessus プラグイン ID 85324

概要

リモートホストに、複数の脆弱性の影響を受ける Web ブラウザがインストールされています。

説明

リモートの Windows ホストにインストールされている Microsoft Edge のバージョンには、累積的なセキュリティ更新 3081436 が欠如しています。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます:

- ユーザー指定の入力の不十分な検証を原因とする、メモリのオブジェクトに対する不適切なアクセスにより、複数のメモリ破損の問題が存在します。リモートの攻撃者はこれらの問題を悪用して、特別に細工された Web サイトを利用し、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2015-2441、 CVE-2015-2442、CVE-2015-2446)

- アドレス空間配置のランダム化(ASLR)の使用の失敗により、セキュリティ機能バイパスの脆弱性が存在します。攻撃者がこれを悪用して、呼び出しスタックでのメモリオフセットを予測できます。(CVE-2015-2449)

ソリューション

Microsoft は、Windows 10 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2015/ms15-091

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 85324

ファイル名: smb_nt_ms15-091.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/8/11

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 9.3

Temporal Score: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows, cpe:/a:microsoft:edge

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/8/11

脆弱性公開日: 2015/8/11

参照情報

CVE: CVE-2015-2441, CVE-2015-2442, CVE-2015-2446, CVE-2015-2449

BID: 76193, 76196, 76197, 76199

MSFT: MS15-091

MSKB: 3081436