MS15-092:.NET Framework の権限昇格可能な脆弱性(3086251)

high Nessus プラグイン ID 85331

概要

リモートホストにインストールされている .NET Framework のバージョンは、複数の権限昇格の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートホストにインストールされている Microsoft .NET Framework のバージョンは、RyuJIT コンパイラが特定のパラメーターを適切に最適化しないことによる、複数の権限昇格の脆弱性の影響を受けます。これにより、コード生成エラーが発生します。リモートの攻撃者が、悪意ある .NET アプリケーションをユーザーに実行させることで、これらの脆弱性を悪用して、影響を受けるシステムの昇格した権限を取得したり、操作を行ったりする可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、.NET Framework 4.6 用の一連のパッチをリリースしています。

参考資料

https://www.nessus.org/u?d71d180e

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 85331

ファイル名: smb_nt_ms15-092.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/8/11

更新日: 2020/5/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows, cpe:/a:microsoft:.net_framework

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/8/11

脆弱性公開日: 2015/8/11

参照情報

CVE: CVE-2015-2479, CVE-2015-2480, CVE-2015-2481

BID: 76268, 76269, 76270

IAVA: 2015-A-0195-S

MSFT: MS15-092

MSKB: 3081436, 3083184, 3083185, 3083186