MS15-084:XML コアサービスの情報漏洩可能な脆弱性(3080129)

medium Nessus プラグイン ID 85335

概要

リモートホストは、複数の情報漏洩の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモート Windows ホストに Microsoft XML コアサービス(MSXML)のバージョンがあり、複数の情報漏洩の脆弱性に影響を受けています。

- Secure Sockets Layer(SSL)2.0 を使用しているために、情報漏洩の脆弱性が、XML コアサービス(MSXML)に存在します。中間者攻撃者がこの脆弱性を悪用して、暗号化された SSL 2.0 セッションを強制したあと、発生するネットワークトラフィックを復号化する可能性があります。(CVE-2015-2434、 CVE-2015-2471)

- 秘密のメモリアドレスを漏洩することにより、情報漏洩の脆弱性が XML コアサービス(MSXML)に存在します。リモートの攻撃者が、特別に細工された web サイトを利用して、これを悪用し、ASLR をバイパスして機密データにアクセスすることができます。(CVE-2015-2440)

ソリューション

Microsoft は、Windows Vista、2008、7、2008 R2、8、2012、8.1、2012 R2、RT、RT 8.1、Office 2007 SP3、および InfoPath 2007 SP3 用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2015/ms15-084

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 85335

ファイル名: smb_nt_ms15-084.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/8/11

更新日: 2019/11/22

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.2

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2015-2471

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows, cpe:/a:microsoft:xml_core_services

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/8/11

脆弱性公開日: 2015/8/11

参照情報

CVE: CVE-2015-2434, CVE-2015-2440, CVE-2015-2471

BID: 76229, 76232, 76257

IAVB: 2015-B-0098

MSFT: MS15-084

MSKB: 2825645, 3076895