MS15-103:Microsoft Exchange Serverの情報漏洩可能な脆弱性(3089250)

medium Nessus プラグイン ID 85883

概要

リモートMicrosoft Exchangeサーバーは、複数の情報漏洩脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートのMicrosoft Exchange Serverにセキュリティ更新がありません。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます。

Webリクエストの不適切な処理によってOutlook Web Access(OWA)に情報漏洩の脆弱性が存在します。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、特別に細工されたアプリケーションリクエストを介して、スタックトレースを見る可能性あります。
(CVE-2015-2505)

- 特別に細工された電子メールの不適切なサニタイズによって、Outlook Web Access(OWA)に複数のスプーフィングの脆弱性が存在します。認証されていないリモートの攻撃者がこれらの脆弱性を悪用し、悪意のあるWebサイトへユーザーを訪問させることで、機密情報の漏洩をもたらす可能性があります。(CVE-2015-2543、CVE-2015-2544)

ソリューション

Microsoftは、Exchange 2013用の一連のパッチをリリースしています。

参考資料

http://www.nessus.org/u?de71da53

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 85883

ファイル名: smb_nt_ms15-103.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/9/10

更新日: 2021/4/20

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS スコアのソース: CVE-2015-2505

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:exchange_server

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/9/8

脆弱性公開日: 2015/9/8

参照情報

CVE: CVE-2015-2505, CVE-2015-2543, CVE-2015-2544

BID: 76595, 76596, 76598

MSFT: MS15-103

MSKB: 3087126