Debian DSA-3363-1:owncloud-client - セキュリティ更新

low Nessus プラグイン ID 86025

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

Johannes Kliemann 氏は ownCloud ファイル共有サービスのクライアント側である ownCloud Desktop Client の脆弱性を発見しました。この脆弱性により、サーバーが自己署名証明書を使用しており、接続がすでに確立されている状況で、中間者攻撃が可能になります。クライアント側のユーザーが手動で新しい証明書を信頼しない場合、ファイル同期が悪意のあるサーバーを有効として使用し続けます。

ソリューション

owncloud-client パッケージをアップグレードしてください。

安定版(stable)ディストリビューション(jessie)では、この問題はバージョン 1.7.0~beta1+really1.6.4+dfsg-1+deb8u1 で修正されています。

参考資料

https://packages.debian.org/source/jessie/owncloud-client

https://www.debian.org/security/2015/dsa-3363

プラグインの詳細

深刻度: Low

ID: 86025

ファイル名: debian_DSA-3363.nasl

バージョン: 2.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/9/21

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.4

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 2.6

現状値: 1.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:P/I:N/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:owncloud-client, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/9/20

参照情報

CVE: CVE-2015-4456

DSA: 3363