MS15-109:リモートコードの実行に対処するための Windows シェル向けセキュリティ更新(3096443)

high Nessus プラグイン ID 86366

概要

リモートホストは、複数のリモートコード実行脆弱性の影響を受けます。

説明

リモート Windows ホストは、次の脆弱性による影響を受けます:

- メモリのオブジェクト処理が不適切なため、Windows シェルにリモートコード実行の脆弱性が存在します。リモートの攻撃者が、ユーザーを騙して特別に細工されたツールバーオブジェクトを開かせることで、この脆弱性を悪用し、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2015-2515)

- メモリ内のオブジェクトの処理が不適切なために、権限昇格の脆弱性が、Microsoft Tablet Input Band に存在します。リモートの攻撃者がこの脆弱性を悪用して、ユーザーを騙して特別に細工された Web サイトに訪問させることで、現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。(CVE-2015-2548)

ソリューション

Microsoft は、Windows Vista、2008、7、 2008 R2、8、2012、8.1、2012 R2、および 10 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2015/ms15-109

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 86366

ファイル名: smb_nt_ms15-109.nasl

バージョン: 1.7

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/10/13

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/10/13

脆弱性公開日: 2015/10/13

参照情報

CVE: CVE-2015-2515, CVE-2015-2548

BID: 76981, 76989

IAVA: 2015-A-0245

MSFT: MS15-109

MSKB: 3080446, 3093513, 3096443, 3097617