MS15-113:Microsoft Edge 用累積的なセキュリティ更新(3104519)

high Nessus プラグイン ID 86820

概要

リモートホストに、複数の脆弱性の影響を受ける Web ブラウザがインストールされています。

説明

リモート Windows ホストにインストールされている Microsoft Edge のバージョンには、累積的なセキュリティ更新 3104519 がありません。したがって、以下の複数の脆弱性による影響を受けます:

- メモリでのオブジェクトの不適切な処理のため、複数のリモートコードの実行の脆弱性が存在します。リモートの攻撃者はこれらの脆弱性を悪用して、特別に細工された Web サイトを介して、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行することができます。(CVE-2015-6064、 CVE-2015-6073、CVE-2015-6078)

- アドレス空間配置のランダム化(ASLR)の使用の失敗により、セキュリティ機能バイパスの脆弱性が存在します。攻撃者がこれを悪用して、呼び出しスタックでのメモリオフセットを予測できます。(CVE-2015-6088)

ソリューション

Microsoft は、Windows 10 用パッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2015/ms15-113

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 86820

ファイル名: smb_nt_ms15-113.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/11/10

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows, cpe:/a:microsoft:edge

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/11/10

脆弱性公開日: 2015/11/10

参照情報

CVE: CVE-2015-6064, CVE-2015-6073, CVE-2015-6078, CVE-2015-6088

BID: 77470, 77468, 77467, 77469

MSFT: MS15-113

MSKB: 3105211, 3105213