Debian DSA-3398-1:strongswan - セキュリティの更新

medium Nessus プラグイン ID 86888

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

Tobias Brunner 氏は、IKE/IPsec パッケージである strongswan に認証バイパスの脆弱性を発見しました。

eap-mschapv2 プラグインにおいて、 EAP-MSCHAPv2 プロトコルのサーバー実装のローカルステートの検証が不適切なことにより、有効な認証情報を提示せずに認証に成功させられるおそれがあります。

サーバーログを見ることでこういった攻撃を認識することが可能です。
以下のログメッセージは、クライアント認証時に表示されます。

EAP メソッド EAP_MSCHAPV2 が成功し、MSK は確立されませんでした。

ソリューション

strongswan パッケージをアップグレードしてください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(wheezy)では、この問題はバージョン 4.5.2-1.5+deb7u8 で修正されています。

安定版(stable)ディストリビューション(jessie)では、この問題はバージョン 5.2.1-6+deb8u2 で修正されています。

参考資料

https://packages.debian.org/source/wheezy/strongswan

https://packages.debian.org/source/jessie/strongswan

https://www.debian.org/security/2015/dsa-3398

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 86888

ファイル名: debian_DSA-3398.nasl

バージョン: 2.7

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/11/17

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.2

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:P/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:strongswan, cpe:/o:debian:debian_linux:7.0, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/11/16

参照情報

CVE: CVE-2015-8023

DSA: 3398