MS15-129:リモートコードの実行に対応するための Silverlight 向けセキュリティの更新(3106614)

high Nessus プラグイン ID 87258

概要

リモート Windows ホストにインストールされているマルチメディアアプリケーションフレームワークは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストにインストールされている Microsoft Silverlight は、以下の脆弱性の影響を受けます。

- メモリ内のオブジェクトを適切に処理できないことが原因で、複数の情報漏洩脆弱性が存在します。
攻撃者が細工された Silverlight コンテンツを介してこれらの問題を悪用し、ポインターの値をより正確に予測してアドレス空間配置のランダム化(ASLR)セキュリティ機能の効果をデグレードさせる可能性があります。これにより、システムがさらに危険になります。
(CVE-2015-6114、 CVE-2015-6165)

- 特定の open および close リクエストの不適切な処理により、リモートコードの実行の脆弱性が存在します。これにより、読み取りおよび書き込みアクセス違反が引き起こされます。リモートの攻撃者が特別に細工された Silverlight アプリケーションを介してこの脆弱性を悪用し、権限を取得し影響を受けたホストを完全に制御できるようになる可能性があります。(CVE-2015-6166)

ソリューション

Microsoft は、Silverlight 5 用の一連のパッチをリリースしています。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2015/ms15-129

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 87258

ファイル名: smb_nt_ms15-129.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/12/8

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:silverlight

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/12/8

脆弱性公開日: 2015/12/8

参照情報

CVE: CVE-2015-6114, CVE-2015-6165, CVE-2015-6166

BID: 78502, 78504, 78505

MSFT: MS15-129

MSKB: 3106614