MS15-134:リモートコードの実行に対処するための Windows Media Center 向けセキュリティ更新(3108669)

high Nessus プラグイン ID 87263

概要

リモートの Windows ホストは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストに、セキュリティの更新が欠落しています。このため、以下の Windows Media Center の複数の脆弱性による影響を受けます:

- Media Center リンク(.mcl)ファイルの不適切な処理により、情報漏洩の脆弱性が存在します。
リモートの攻撃者がこの脆弱性を悪用して、特別に細工された .mcl リンクファイルを通じて、ローカルファイルシステム情報を漏洩させる可能性があります。(CVE-2015-6127)

- 悪意のあるコードを参照する Media Center リンク(.mcl)ファイルの不適切な処理により、リモートコードの実行の脆弱性が存在します。リモートの攻撃者がこの脆弱性を悪用して、細工された .mcl ファイルをホストする危険にさらされた Web ページまたは電子メールを通じて、権限を取得したり、影響を受けるシステムをコントロールしたりする可能性があります。(CVE-2015-6131)

ソリューション

Microsoft は、Vista、7、8 および 8.1 用のパッチのセットをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2015/ms15-134

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 87263

ファイル名: smb_nt_ms15-134.nasl

バージョン: 1.17

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2015/12/8

更新日: 2018/11/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 8.1

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 8.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:H/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2015/12/8

脆弱性公開日: 2015/12/8

エクスプロイト可能

Core Impact

参照情報

CVE: CVE-2015-6127, CVE-2015-6131

BID: 78512, 78516

MSFT: MS15-134

MSKB: 3108669