Debian DLA-371-1:foomatic-filters セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 87508

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

Adam Chester 氏は、着信中の PostScript データをプリンター独自のフォーマットに変換するために、プリンタースプーラーにより使用される foomatic フィルターに、注入の脆弱性があることを発見しました。これは、任意のコマンドの実行につながる可能性があります。

DLA 365-1 に適用されたパッチは、(エスケープされていない)バックティックの使用を妨げていました。この更新では、セミコロンに対して同じことを行うことで、前回の更新を補完しています。

Debian 6 Squeeze では、この問題は foomatic フィルターバージョン 4.0.5-6+squeeze2+deb6u12 で修正されました。

(更新済み Debian パッケージを用意した Yann Soubeyrand 氏に感謝の意を表します)

注:Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受ける foomatic-filters パッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2015/12/msg00013.html

https://packages.debian.org/source/squeeze-lts/foomatic-filters

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 87508

ファイル名: debian_DLA-371.nasl

バージョン: 2.11

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2015/12/21

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.3

現状値: 6.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:L

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:foomatic-filters, cpe:/o:debian:debian_linux:6.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2015/12/18

参照情報

CVE: CVE-2015-8560