GLSA-201512-07:GStreamer:ユーザー支援の任意のコードの実行

medium Nessus プラグイン ID 87707

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは GLSA-201512-07(GStreamer:ユーザー支援の任意のコードの実行)で説明されている脆弱性の影響を受けます

H.264 形式の動画の解析にバッファオーバーフローの脆弱性が見つかりました。
影響:

リモートの攻撃者が、ユーザーを誘導して、特別に細工された H.264 形式の動画を、GStreamer にリンクされたアプリケーションで開かせることにより、プロセスの権限で任意のコードを実行したり、サービス拒否状態を引き起こしたりする可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

GStreamer の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=media-libs/gstreamer-1.4.5'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201512-07

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 87707

ファイル名: gentoo_GLSA-201512-07.nasl

バージョン: 2.5

タイプ: local

公開日: 2016/1/4

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:gst-plugins-bad, p-cpe:/a:gentoo:linux:gstreamer, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2015/12/30

脆弱性公開日: 2015/5/14

参照情報

CVE: CVE-2015-0797

GLSA: 201512-07