GLSA-201512-12:KDE システム設定:権限昇格

high Nessus プラグイン ID 87712

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは、GLSA-201512-12 で説明されている脆弱性の影響を受けます(KDE システム設定:権限昇格)

KDE システム設定が、高い権限のコンテキストでユーザーの入力を引数として渡す前に、それを適切に検証できません。
影響:

ローカルの攻撃者が、細工された ntpUtility(ntp ユーティリティ名)引数を通じて、権限を入手する可能性があります。
回避策:

polkit ルールを追加し、org.kde.kcontrol.kcmclock.save アクションを無効にします。

ソリューション

KDE システム設定の全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=kde-base/systemsettings-4.11.13-r1'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201512-12

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 87712

ファイル名: gentoo_GLSA-201512-12.nasl

バージョン: 2.2

タイプ: local

公開日: 2016/1/4

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:systemsettings, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2015/12/30

参照情報

CVE: CVE-2014-8651

GLSA: 201512-12