MS16-003:リモートコードの実行に対応するための JScript および VBScript 向け累積的なセキュリティ更新(3125540)

high Nessus プラグイン ID 87879

概要

リモート Windows ホストは、リモートコード実行の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストに、セキュリティの更新が欠落しています。このため、メモリ内のオブジェクトの不適切な処理により、VBScript エンジンにおいてリモートコードの実行の脆弱性の影響を受けます。ユーザーを騙して特別に細工された Web サイトにアクセスさせたり、組み込み ActiveX コントロールを含む Microsoft Office ドキュメントを開かせたりすることで、攻撃者がこの脆弱性を悪用し、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows Vista、2008、Server Core 2008 R2 用パッチのセットをリリースしました。または、ベンダーのアドバイザリで言及されている回避策を適用してください。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2016/ms16-003

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 87879

ファイル名: smb_nt_ms16-003.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2016/1/12

更新日: 2019/11/22

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

Base Score: 7.6

Temporal Score: 5.6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:H/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2016-0002

CVSS v3

リスクファクター: High

Base Score: 7.5

Temporal Score: 6.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/1/12

脆弱性公開日: 2016/1/12

参照情報

CVE: CVE-2016-0002

BID: 79894

MSFT: MS16-003

MSKB: 3124624, 3124625