Debian DLA-383-1:claws-mail セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 87884

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

Tails プロジェクトの「DrWhax」は、Claws Mail に一部のテキスト変換機能の範囲チェックがないことを報告しました。リモートの攻撃者がこれを悪用して、Claws Mail を使用する攻撃者からのメッセージを受信したユーザーのアカウントで任意のコードを実行する可能性があります。

CVE-2015-8614

JIS(ISO-2022-JP)と EUC-JP の間、JIS と UTF-8 の間、Shift_JIS から EUC-JP への変換に対して、出力の長さがチェックされていませんでした。

CVE-2015-8708

CVE-2015-8614 の元の修正は不完全でした。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(squeeze)では、これらの問題はバージョン 3.7.6-4+squeeze2 で修正されています。

旧安定板(oldstable)ディストリビューション(wheezy)および安定板(stable)ディストリビューション(jessie)では、これは間もなく修正されます。これらのバージョンは、強化された機能と共に構築され、この問題を悪用することは難しくなりました。

注:Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受ける claws-mail パッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2016/01/msg00007.html

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 87884

ファイル名: debian_DLA-383.nasl

バージョン: 1.11

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2016/1/13

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.4

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 5.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.3

現状値: 6.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:L

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:claws-mail, cpe:/o:debian:debian_linux:6.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/1/12

参照情報

CVE: CVE-2015-8614, CVE-2015-8708