Debian DSA-3502-1:roundup - セキュリティ更新

medium Nessus プラグイン ID 89121

概要

リモート Debian ホストに、セキュリティ更新がありません。

説明

Ralf Schlatterbeck 氏は、Web ベースの問題追跡システムである roundup に情報漏洩があることを発見しました。認証された攻撃者は、これを利用して、他のユーザーのハッシュされたパスワードなどの、機密性の高い詳細を見てみる可能性があります。

出荷されたテンプレートを修正している更新を適用したら、サイトの管理者は、(通常では /var/lib/roundup 内の)インスタンスバージョンを、手動でパッチを当てるか作成し直すことで、必ず更新する必要もあります。

詳細については、次の Upstream 説明書を参照してください:http://www.roundup-tracker.org/docs/upgrading.html#user-data-visibility

ソリューション

roundup パッケージをアップグレードしてください。

旧安定版(oldstable)ディストリビューション(wheezy)では、この問題はバージョン 1.4.20-1.1+deb7u1 で修正されています。

安定版(stable)ディストリビューション(jessie)では、この問題はバージョン 1.4.20-1.1+deb8u1 で修正されています。

参考資料

http://www.nessus.org/u?bd3d1940

https://packages.debian.org/source/wheezy/roundup

https://packages.debian.org/source/jessie/roundup

https://www.debian.org/security/2016/dsa-3502

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 89121

ファイル名: debian_DSA-3502.nasl

バージョン: 2.9

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2016/3/4

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 1.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4

現状値: 3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:S/C:P/I:N/A:N

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 4.3

現状値: 3.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:roundup, cpe:/o:debian:debian_linux:7.0, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/3/3

参照情報

CVE: CVE-2014-6276

DSA: 3502