IBM Tivoli Storage Manager FastBack 5.5.x の複数の脆弱性

critical Nessus プラグイン ID 89691

概要

リモートバックアップサービスが、複数の脆弱性による影響を受けます。

説明

リモートホストで実行されている IBM Tivoli Storage Manager FastBack のバージョンは、5.5.x です。このため、境界検査が不適切なため、複数のスタックベースのバッファオーバーフロー状態による影響を受けます。リモートの攻撃者がこれらを悪用して、細工されたパケットを通じて、サーバーをクラッシュさせたり、SYSTEM 権限で任意のコードを実行したりする可能性があります。

ソリューション

IBM Tivoli Storage Manager FastBack バージョン 6.1.12 以降にアップグレードしてください。

参考資料

http://www.nessus.org/u?5833512d

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 89691

ファイル名: ibm_tsm_fastback_server_5_5.nasl

バージョン: 1.5

タイプ: remote

ファミリー: General

公開日: 2016/3/4

更新日: 2019/11/20

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Critical

Base Score: 10

Temporal Score: 7.4

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2016-0216

CVSS v3

リスクファクター: Critical

Base Score: 9.8

Temporal Score: 8.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:ibm:tivoli_storage_manager_fastback

必要な KB アイテム: IBM Tivoli Storage Manager FastBack Server, Services/tsm-fastback

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/2/15

脆弱性公開日: 2016/2/15

参照情報

CVE: CVE-2016-0212, CVE-2016-0213, CVE-2016-0216

BID: 83278, 83280, 83281