MS16-086:JScript および VBScript 用の累積的なセキュリティ更新(3169996)

high Nessus プラグイン ID 92017

概要

リモート Windows ホストは、リモートコード実行の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートの Windows ホストに、セキュリティの更新が欠落しています。このため、メモリでオブジェクトを不適切に処理しているため、JScript および VBScript のエンジンで、リモートコードの実行の脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者が、これを悪用して、ユーザーに特別に細工された Web サイトを閲覧させるか、ActiveX コントロールが組み込まれた Microsoft Office ドキュメントを開かせることで、メモリを破損させ、カレントユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。

ソリューション

Microsoft は、Windows Vista、2008、Server Core 2008、および Server Core 2008 R2 用のパッチのセットをリリースしました。または、ベンダーのアドバイザリで言及されている回避策を適用してください。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2016/ms16-086

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 92017

ファイル名: smb_nt_ms16-086.nasl

バージョン: 1.10

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2016/7/12

更新日: 2019/11/19

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2016-3204

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 8.8

現状値: 7.7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/7/12

脆弱性公開日: 2016/7/12

参照情報

CVE: CVE-2016-3204

BID: 91584

IAVA: 2016-A-0177

MSFT: MS16-086

MSKB: 3169658, 3169659