GLSA-201607-13:libbsd:任意のコードの実行

critical Nessus プラグイン ID 92483

概要

リモートの Gentoo ホストでは、セキュリティに関連するパッチが少なくとも 1 つ不足しています。

説明

リモートホストは、GLSA-201607-13(libbsd:任意のコードの実行)で説明されている脆弱性の影響を受けます

libbsd には、fgetwln() 関数でのバッファオーバーフローがあります。ターゲットバッファでメモリを再配置する必要性をチェックするための if 文は off-by-one であるため、領域外の書き込みが発生します。
影響:

リモートの攻撃者が、プロセスの権限で任意のコードを実行する可能性があります。
回避策:

現時点で、既知の回避策はありません。

ソリューション

libbsd の全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:
# emerge --sync # emerge --ask --verbose --oneshot '>=dev-libs/libbsd-0.8.2'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201607-13

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 92483

ファイル名: gentoo_GLSA-201607-13.nasl

バージョン: 2.4

タイプ: local

公開日: 2016/7/21

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:libbsd, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2016/7/20

参照情報

CVE: CVE-2016-2090

GLSA: 201607-13