Debian DLA-596-1:extplorer セキュリティ更新

high Nessus プラグイン ID 92970

概要

リモートの Debian ホストにセキュリティ更新がありません。

説明

Web ベースのファイルマネージャーである eXtplorer に、アーカイブトラバーサルの悪用があることが判明しました。

ファイル解凍/抽出機能ではパストラバーサルが可能であり、アーカイブコンテンツに「../」文字がある場合に、展開されたファイルが意図したターゲットディレクトリの外部に配置される可能性がありました。

Debian 7「Wheezy」では、この問題は extplorer バージョン 2.1.0b6+dfsg.3-4+deb7u4 で修正されました。

extplorer パッケージをアップグレードすることを推奨します。

注:Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを DLA セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

ソリューション

影響を受ける extplorer パッケージをアップグレードしてください。

参考資料

https://lists.debian.org/debian-lts-announce/2016/08/msg00021.html

https://packages.debian.org/source/wheezy/extplorer

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 92970

ファイル名: debian_DLA-596.nasl

バージョン: 2.8

タイプ: local

エージェント: unix

公開日: 2016/8/16

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

現状値: 5.3

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 7

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:extplorer, cpe:/o:debian:debian_linux:7.0

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l

エクスプロイトが利用可能: true

エクスプロイトの容易さ: Exploits are available

パッチ公開日: 2016/8/15

参照情報

CVE: CVE-2016-4313