MS16-130:Microsoft Windows のセキュリティ更新(3199172)

high Nessus プラグイン ID 94631

概要

リモートホストは、複数の脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートのWindowsホストにセキュリティ更新プログラムまたはセキュリティロールアップがありません。したがって、次の脆弱性による影響を受けます。- イメージファイルが不適切に処理されているために、リモートでコードが実行される脆弱性がWindowsイメージファイル処理機能にあります。認証されていないリモートの攻撃者がこの脆弱性を悪用し、Webページやメールメッセージの特別に細工されたイメージファイルを開かせるようにユーザーを誘導し、現在のユーザーのコンテキストで任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2016-7212)- DLLファイルが不適切に読み込まれているため、権限の昇格の脆弱性がWindows入力方式エディター(IME)にあります。ローカルの攻撃者がこれを悪用し、特別に細工されたアプリケーションを介し、権限を昇格する可能性があります。(CVE-2016-7221)- UNCパスが不適切に処理されているため、権限の昇格の脆弱性がWindowsTask Schedulerにあります。認証されたリモートの攻撃者はこの脆弱性を悪用し、特別に細工されたUNCパスを使用して新しいタスクをスケジュールし、昇格したシステム権限により任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2016-7222)

ソリューション

Microsoftは、Windows Vista、2008、7、2008 R2、2012、8.1、RT 8.1、2012 R2、10、および2016の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://docs.microsoft.com/en-us/security-updates/SecurityBulletins/2016/ms16-130

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 94631

ファイル名: smb_nt_ms16-130.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2016/11/8

更新日: 2019/11/14

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 9.3

現状値: 6.9

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS スコアのソース: CVE-2016-7212

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

現状値: 6.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/o:microsoft:windows

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/11/8

脆弱性公開日: 2016/11/8

参照情報

CVE: CVE-2016-7212, CVE-2016-7221, CVE-2016-7222

BID: 94021, 94023, 94027

IAVA: 2016-A-0321

MSFT: MS16-130

MSKB: 3193418, 3196718, 3197867, 3197868, 3197873, 3197874, 3197876, 3197877, 3198585, 3198586, 3200970