Oracle Linux 7：ipsilon（ELSA-2016-2809）
critical Nessus プラグイン ID 95041
Language:
概要
リモートのOracle Linuxホストに、1つ以上のセキュリティ更新がありません。説明
出典：Red Hatセキュリティアドバイザリ2016:2809：ipsilonの更新プログラムが、Red Hat Enterprise Linux 7で利用可能になりました。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度高と評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションのCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。ipsilonパッケージは、フェデレーション方式のシングルサインオン（SSO）のためのipsilonアイデンティティプロバイダーサービスを提供します。Ipsilonは、シングルサインオン（SSO）を許可する認証プロバイダーとアプリケーションやユーティリティをリンクします。これにはApacheベースのサービスプロバイダーを設定するためのサーバーとユーティリティーが含まれています。セキュリティ修正プログラム：* SAML2プロバイダーのセッション処理においてipsilonに脆弱性が見つかりました。ログアウトURLにアクセス可能である攻撃者が、他のユーザーがログインしているサービスプロバイダーを特定し、セッションを終了させる可能性があります。（CVE-2016-8638）この問題はPatrick Uiterwijk氏（Red Hat）とHoward Johnson氏によって発見されました。ソリューション
影響を受けるipsilonパッケージを更新してください。参考資料
https://oss.oracle.com/pipermail/el-errata/2016-November/006531.html
プラグインの詳細
深刻度: Critical
ID: 95041
ファイル名: oraclelinux_ELSA-2016-2809.nasl
バージョン: 2.8
タイプ: local
エージェント: unix
公開日: 2016/11/22
更新日: 2021/1/14
サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 5.2
CVSS v2
リスクファクター: Medium
基本値: 6.4
現状値: 4.7
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:P
CVSS v3
リスクファクター: Critical
基本値: 9.1
現状値: 7.9
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:oracle:linux:ipsilon, p-cpe:/a:oracle:linux:ipsilon-authform, p-cpe:/a:oracle:linux:ipsilon-authgssapi, p-cpe:/a:oracle:linux:ipsilon-authldap, p-cpe:/a:oracle:linux:ipsilon-base, p-cpe:/a:oracle:linux:ipsilon-client, p-cpe:/a:oracle:linux:ipsilon-filesystem, p-cpe:/a:oracle:linux:ipsilon-infosssd, p-cpe:/a:oracle:linux:ipsilon-persona, p-cpe:/a:oracle:linux:ipsilon-saml2, p-cpe:/a:oracle:linux:ipsilon-saml2-base, p-cpe:/a:oracle:linux:ipsilon-tools-ipa, cpe:/o:oracle:linux:7
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/RedHat/release, Host/RedHat/rpm-list, Host/OracleLinux
エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available
パッチ公開日: 2016/11/21
脆弱性公開日: 2017/7/12
参照情報
CVE: CVE-2016-8638
RHSA: 2016:2809