出典：Red Hatセキュリティアドバイザリ2016:2809：ipsilonの更新プログラムが、Red Hat Enterprise Linux 7で利用可能になりました。Red Hat製品セキュリティは、この更新がセキュリティに及ぼす影響を重要度高と評価しています。詳細な重要度評価を示すCVSS（共通脆弱性評価システム）ベーススコアは、「参照」セクションのCVEリンクから脆弱性ごとに入手できます。ipsilonパッケージは、フェデレーション方式のシングルサインオン（SSO）のためのipsilonアイデンティティプロバイダーサービスを提供します。Ipsilonは、シングルサインオン（SSO）を許可する認証プロバイダーとアプリケーションやユーティリティをリンクします。これにはApacheベースのサービスプロバイダーを設定するためのサーバーとユーティリティーが含まれています。セキュリティ修正プログラム：* SAML2プロバイダーのセッション処理においてipsilonに脆弱性が見つかりました。ログアウトURLにアクセス可能である攻撃者が、他のユーザーがログインしているサービスプロバイダーを特定し、セッションを終了させる可能性があります。（CVE-2016-8638）この問題はPatrick Uiterwijk氏（Red Hat）とHoward Johnson氏によって発見されました。

検出

Oracle Linux 7：ipsilon（ELSA-2016-2809）

critical Nessus プラグイン ID 95041

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