GLSA-201611-19:Tar:抽出パス名のバイパス

high Nessus プラグイン ID 95270

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201611-19(Tar:抽出パス名のバイパス)に記載されている脆弱性に影響されています。Tarは、抽出時に要素名の問題のある部分を削除することにより、パストラバーサル攻撃を回避しようとします。このサニタイズは、攻撃者がコマンドラインで指定されたパス名をバイパスできる脆弱性につながります。影響:攻撃者は細工されたtarアーカイブを作成できます。このアーカイブは、被害者によって抽出されると、コマンドラインで指定されたパス名に関係なく、ターゲットディレクトリで被害者がアクセスするファイルとディレクトリを置き換えます。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

Tarの全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=app-arch/tar-1.29-r1'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201611-19

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 95270

ファイル名: gentoo_GLSA-201611-19.nasl

バージョン: 3.4

タイプ: local

公開日: 2016/11/23

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.4

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:N/I:P/A:N

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:N

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:tar, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2016/11/22

参照情報

CVE: CVE-2016-6321

GLSA: 201611-19