GLSA-201612-14:util-linux:任意のコード実行

high Nessus プラグイン ID 95547

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201612-14(util-linux: 任意のコード実行)に記載されている脆弱性に影響されています。util-linuxの"blkid"ユーティリティでコマンドインジェクションの欠陥が発見されました。特定のデバイスで検出されたUUIDやLABELなどに関する情報を保存するために、キャッシングファイル(/dev/.blkid.tabまたは/run/blkid/blkid.tab)が使用されます。ただし、‘”’文字は削除されないため、シェルメタ文字を含む変数名を作成すると混乱する可能性があります。この変数名は、通常は値の内部でエンコードされます。影響:ローカルの攻撃者は、「blkid」ユーティリティがその値を処理するときに実行される任意のコードを含む特別に細工されたパーティションラベルを作成する可能性があります。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

util-linuxの全ユーザーは、最新バージョンへアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=sys-apps/util-linux-2.26'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201612-14

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 95547

ファイル名: gentoo_GLSA-201612-14.nasl

バージョン: 2.4

タイプ: local

公開日: 2016/12/6

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:util-linux, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2016/12/6

参照情報

CVE: CVE-2014-9114

GLSA: 201612-14