GLSA-201612-25:CrackLib:バッファオーバーフロー

high Nessus プラグイン ID 95641

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201612-25(CrackLib:バッファオーバーフロー)に記載されている脆弱性に影響されています。lib/fascist.cのFascistGecosUser関数でスタックベースのバッファオーバーフローが発見されました。影響:ローカルの攻撃者が、“/etc/passwd”で特別に細工されたGECOSフィールド値を設定した可能性があります。その結果、プロセスの権限で任意のコードが実行されたり、サービス拒否状態が引き起こされたり、権限昇格が引き起こされたりする可能性があります。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

CrackLibの全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=sys-libs/cracklib-2.9.6-r1'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201612-25

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 95641

ファイル名: gentoo_GLSA-201612-25.nasl

バージョン: 2.2

タイプ: local

公開日: 2016/12/8

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.2

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:cracklib, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2016/12/8

参照情報

CVE: CVE-2016-6318

GLSA: 201612-25