GLSA-201612-32:elfutils:ヒープベースのバッファオーバーフロー

medium Nessus プラグイン ID 95735

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201612-32(elfutils:ヒープベースのバッファオーバーフロー)に記載されている脆弱性に影響されています。libdwライブラリのdwarf_begin_elf.cにあるcheck_section関数での整数オーバーフローにより、ヒープベースのバッファオーバーフローが引き起こされる可能性があります。影響:リモートの攻撃者が、ユーザーを誘導して、特別に細工されたファイルを開かせる可能性があります。その結果、プロセスの権限で任意のコードが実行されたり、サービス拒否状態が引き起こされたりする可能性があります。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

elfutilsの全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=dev-libs/elfutils-0.159'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201612-32

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 95735

ファイル名: gentoo_GLSA-201612-32.nasl

バージョン: 3.2

タイプ: local

公開日: 2016/12/13

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:elfutils, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2016/12/13

参照情報

CVE: CVE-2014-0172

GLSA: 201612-32