MS16-155:.NET Framework のセキュリティ更新(3205640)

high Nessus プラグイン ID 95772

概要

リモートのWindowsホストは、情報漏えいの脆弱性の影響を受けます。

説明

リモートのWindowsホストにセキュリティ更新プログラムがありません。したがって、開発者指定のキーが不適切に処理されているため、SQL Server用の.NET Frameworkデータプロバイダで情報漏えいの脆弱性の影響を受けます。認証されていないリモートの攻撃者がこれを悪用し、Always Encrypted機能によって保護されるべき秘密情報を漏えいする可能性があります。さらに、誤って暗号化されたデータにアクセスできる攻撃者は、容易に推測できるキーを使用してそのデータを復号する可能性があります。キーを誤って使用すると、一時的にデータへのアクセスができなくなる可能性もあります。

ソリューション

Microsoftは、Microsoft .NET Framework 4.6.2用の一連のパッチをリリースしました。

参考資料

https://www.nessus.org/u?cb2ef42c

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 95772

ファイル名: smb_nt_ms16-155.nasl

バージョン: 1.9

タイプ: local

エージェント: windows

公開日: 2016/12/13

更新日: 2020/5/15

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Low

スコア: 3.6

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 5

現状値: 3.7

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

現状値: 6.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N

現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C

脆弱性情報

CPE: cpe:/a:microsoft:.net_framework

必要な KB アイテム: SMB/MS_Bulletin_Checks/Possible

エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available

パッチ公開日: 2016/12/13

脆弱性公開日: 2016/12/13

参照情報

CVE: CVE-2016-7270

BID: 94741

IAVA: 2016-A-0349-S

MSFT: MS16-155

MSKB: 3204801, 3204802, 3204805, 3205377, 3205378, 3205379, 3206632