Debian DSA-3736-1 : libupnp - セキュリティ更新
critical Nessus プラグイン ID 96015
Language:
概要
リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。説明
UPnP デバイス用のポータブル SDK である libupnp に2つの脆弱性が発見されました。- CVE-2016-6255 Matthew Garret 氏が、libupnp のデフォルトの許可によって、 すべてのユーザーが libupnp ベースのサーバーアプリケーションを実行しているホストの ファイルシステムに書き込めることを発見しました。- CVE-2016-8863 Scott Tenaglia 氏がヒープバッファオーバーフローの脆弱性を 発見しました。これによりサービス拒否または リモートのコードの実行が発生する可能性があります。ソリューション
libupnp パッケージをアップグレードしてください。安定版 (stable) ディストリビューション (jessie) では、これらの問題はバージョン 1:1.6.19+git20141001-1+deb8u1 で修正されています。参考資料
https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=831857
https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=842093
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2016-6255
https://security-tracker.debian.org/tracker/CVE-2016-8863
https://packages.debian.org/source/jessie/libupnp
プラグインの詳細
深刻度: Critical
ID: 96015
ファイル名: debian_DSA-3736.nasl
バージョン: 3.10
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: Debian Local Security Checks
公開日: 2016/12/20
更新日: 2021/1/11
サポートされているセンサー: Agentless Assessment, Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 5.9
CVSS v2
リスクファクター: High
基本値: 7.5
現状値: 5.9
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P
CVSS v3
リスクファクター: Critical
基本値: 9.8
現状値: 8.8
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:P/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:libupnp, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l
エクスプロイトが利用可能: true
エクスプロイトの容易さ: Exploits are available
パッチ公開日: 2016/12/16
参照情報
CVE: CVE-2016-6255, CVE-2016-8863
DSA: 3736
TRA: TRA-2017-10