GLSA-201612-44:Roundcube:任意のコード実行

high Nessus プラグイン ID 96124

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201612-44(Roundcube:任意のコード実行)に記載されている脆弱性に影響されています。SMTPサーバーが設定されておらず、sendmailプログラムが有効になっている場合、Roundcubeはsendmailコマンドラインのカスタムenvelope-fromアドレスの使用を適切に制限しません。影響:認証されているリモートの攻撃者が、プロセスの権限で任意のコードを実行したり、サービス拒否状態を引き起こしたりする可能性があります。回避策:“-O”または“-X”パラメータを実装するRoundcubeと組み合わせてMTA(Mail Transfer Agent)を使用しないでください。または、upstreamが推奨しているようにRoundcubeを構成してSMTPサーバーを使用します。

ソリューション

Roundcubeの全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=mail-client/roundcube-1.2.3'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201612-44

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 96124

ファイル名: gentoo_GLSA-201612-44.nasl

バージョン: 3.2

タイプ: local

公開日: 2016/12/27

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:S/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:roundcube, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2016/12/24

参照情報

CVE: CVE-2016-9920

GLSA: 201612-44