GLSA-201701-11:musl:整数オーバーフロー

critical Nessus プラグイン ID 96242

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201701-11(musl:整数オーバーフロー)に記載されている脆弱性に影響されています。整数タイプの不適切な使用とオーバーフローチェックの欠落が原因で、muslのtre_tnfa_run_parallel関数バッファオーバーフローロジックに脆弱性が発見されました。影響:正規表現およびまたは文字列の検索を制御する攻撃者が、プロセスの権限で任意のコードを実行できます。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

muslの全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=sys-libs/musl-1.1.15-r2'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201701-11

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 96242

ファイル名: gentoo_GLSA-201701-11.nasl

バージョン: 3.4

タイプ: local

公開日: 2017/1/3

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:musl, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2017/1/2

参照情報

CVE: CVE-2016-8859

GLSA: 201701-11