GLSA-201701-29:Vim、gVim:リモートでの任意のコードの実行

high Nessus プラグイン ID 96423

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201701-29(Vim、gVim:リモートでの任意のコードの実行)に記載されている脆弱性に影響されています。VimおよびgVimは‘filetype’、‘syntax’、および‘keymap’オプションの値を適切に検証しません。影響:リモートの攻撃者はユーザーを誘導して、特定のmodelineオプションを持つVim/gVimを使用して特別に細工されたファイルを開かせる可能性があり、その結果、プロセスの権限で任意のコードの実行を引き起こす可能性があります。回避策:"set nomodeline"を追加して.vimrcでmodelineサポートを無効にすると、この欠陥の悪用を防ぐことができます。デフォルトでは、modelineは一般ユーザーに対して有効になっていますが、rootに対しては無効になっています。

ソリューション

Vimの全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=app-editors/vim-8.0.0106' gVimの全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=app-editors/gvim-8.0.0106'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201701-29

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 96423

ファイル名: gentoo_GLSA-201701-29.nasl

バージョン: 3.3

タイプ: local

公開日: 2017/1/12

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:gvim, p-cpe:/a:gentoo:linux:vim, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2017/1/11

脆弱性公開日: 2016/11/23

参照情報

CVE: CVE-2016-1248

GLSA: 201701-29