GLSA-201701-30:vzctl:セキュリティバイパス

low Nessus プラグイン ID 96424

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201701-30(vzctl:セキュリティパス)に記載されている脆弱性に影響されています。vzctlは、仮想環境(VE)プライベートディレクトリ内のroot.hdd/DiskDescriptor.xmlの存在に基づいてVEレイアウトを決定することが発見されました。これにより、ローカルsimfsコンテナー(CT)のrootユーザーは、任意のploopコンテナーのrootパスワードを変更できます。これは、コントロールパネルへのアクセスに使用できるploopコンテナーのroot.hddファイルへのシンボリックリンク攻撃によって証明されています。影響:simfsベースのコンテナにおけるルート権限をもつ攻撃者が、ploopベースのコンテナに対するコントロールを取得する可能性があります。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

vzctlの全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=sys-cluster/vzctl-4.9.4'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201701-30

プラグインの詳細

深刻度: Low

ID: 96424

ファイル名: gentoo_GLSA-201701-30.nasl

バージョン: 3.2

タイプ: local

公開日: 2017/1/12

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 4.8

CVSS v2

リスクファクター: Low

基本値: 3.6

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:L/Au:N/C:N/I:P/A:P

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:vzctl, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2017/1/11

参照情報

CVE: CVE-2015-6927

GLSA: 201701-30