GLSA-201701-34:runC:権限昇格

medium Nessus プラグイン ID 96475

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201701-34(runC:権限昇格)に記載されている脆弱性に影響されています。runCにより、「runc exec」を介した追加のコンテナプロセスがコンテナのpid 1によって追跡可能である脆弱性が発見されました。これにより、コンテナのメインプロセスがルートとして実行されている場合、これらの新しいプロセスのfile-descriptorへのアクセスを取得することができます。影響:攻撃者が、プロセスの初期化前にコンテナを正常にエスケープしたり、runCの状態を変更したりできるため、権限を昇格させる可能性があります。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

runCの全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=app-emulation/runc-1.0.0_rc2-r2'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201701-34

プラグインの詳細

深刻度: Medium

ID: 96475

ファイル名: gentoo_GLSA-201701-34.nasl

バージョン: 3.4

タイプ: local

公開日: 2017/1/13

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 4.4

ベクトル: CVSS2#AV:L/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: Medium

基本値: 6.4

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:runc, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2017/1/12

参照情報

CVE: CVE-2016-9962

GLSA: 201701-34