GLSA-201701-69:Ark:スクリプトと実行可能ファイルの意図しない実行

high Nessus プラグイン ID 96855

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201701-69(Ark:スクリプトと実行可能ファイルの意図しない実行)に記載されている脆弱性に影響されています。圧縮されたアーカイブの閲覧中にArkが実行可能ファイルを処理する方法で脆弱性が発見されました。ユーザーは、アーカイブ内に実行可能ビットが設定された悪意のあるスクリプトを意図せずに実行する可能性があります。これは、Arkが実行可能なファイルを表示せず、実行時にそのファイルタイプに関連付けられたアプリケーションを実行しないためです。影響:リモートの攻撃者が、ユーザーにArk内の悪意のあるアーカイブファイルを参照して、特定のファイルを実行するように強制させることで、ユーザーの権限で任意のコードを実行する可能性があります。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

Arkの全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=kde-apps/ark-16.08.3-r1'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201701-69

プラグインの詳細

深刻度: High

ID: 96855

ファイル名: gentoo_GLSA-201701-69.nasl

バージョン: 3.4

タイプ: local

公開日: 2017/1/30

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 6.7

CVSS v2

リスクファクター: Medium

基本値: 6.8

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: High

基本値: 7.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:ark, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2017/1/29

参照情報

CVE: CVE-2017-5330

GLSA: 201701-69