GLSA-201701-72:libXpm:リモートの任意のコードの実行

critical Nessus プラグイン ID 96858

概要

リモートのGentooホストに1つ以上のセキュリティ関連のパッチがありません。

説明

リモートホストは、GLSA-201701-72(libXpm:任意のコードのリモート実行)に記載されている脆弱性に影響されています。libXpmのsrc/CrDatFrI.cで整数オーバーフローが発見されました。64ビットシステムでは、これにより、ファイル内のXPM拡張機能の解析中に32ビット整数でオーバーフローが発生する可能性があります。影響:リモートの攻撃者が、ユーザーを誘導して特別に細工されたXPMファイルを処理させることで、プロセスの権限で任意のコードが実行されたり、サービス拒否状態が引き起こされたりする可能性があります。回避策:現時点では、既知の回避策はありません。

ソリューション

libXpmの全ユーザーは、最新バージョンにアップグレードする必要があります:# emerge --sync # emerge --ask --oneshot --verbose '>=x11-libs/libXpm-3.5.12'

参考資料

https://security.gentoo.org/glsa/201701-72

プラグインの詳細

深刻度: Critical

ID: 96858

ファイル名: gentoo_GLSA-201701-72.nasl

バージョン: 3.4

タイプ: local

公開日: 2017/1/30

更新日: 2021/1/11

サポートされているセンサー: Nessus

リスク情報

VPR

リスクファクター: Medium

スコア: 5.9

CVSS v2

リスクファクター: High

基本値: 7.5

ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P

CVSS v3

リスクファクター: Critical

基本値: 9.8

ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H

脆弱性情報

CPE: p-cpe:/a:gentoo:linux:libxpm, cpe:/o:gentoo:linux

必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Gentoo/release, Host/Gentoo/qpkg-list

パッチ公開日: 2017/1/29

参照情報

CVE: CVE-2016-10164

GLSA: 201701-72