Debian DSA-3803-1: texlive-base - セキュリティ更新
critical Nessus プラグイン ID 97589
Language:
概要
リモートのDebianホストにセキュリティ関連の更新プログラムがありません。説明
重要なTeXプログラムとファイルを提供するTeXLiveパッケージであるtexlive-baseが、TeXソースコード（\write18と呼ばれる）内から実行される外部プログラムとしてmpostをホワイトリストに登録していることが発見されました。mpostは実行する他のプログラムを指定できるため、攻撃者はこの欠陥を利用して、TeXドキュメントをコンパイルするときに任意コード実行をする可能性があります。ソリューション
texlive-baseパッケージをアップグレードしてください。安定版（stable）ディストリビューション（jessie）では、この問題はバージョン2014.20141024-2+deb8u1で修正済みです。
将来の安定版（stable）ディストリビューション（stretch）では、この問題はバージョン2016.20161130-1で修正されています。
参考資料
プラグインの詳細
深刻度: Critical
ID: 97589
ファイル名: debian_DSA-3803.nasl
バージョン: 3.10
タイプ: local
エージェント: unix
ファミリー: Debian Local Security Checks
公開日: 2017/3/8
更新日: 2021/1/11
サポートされているセンサー: Frictionless Assessment Agent, Nessus Agent, Agentless Assessment, Nessus
リスク情報
VPR
リスクファクター: Medium
スコア: 6.7
CVSS v2
リスクファクター: High
基本値: 7.5
現状値: 5.5
ベクトル: CVSS2#AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P
CVSS v3
リスクファクター: Critical
基本値: 9.8
現状値: 8.5
ベクトル: CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
現状ベクトル: CVSS:3.0/E:U/RL:O/RC:C
脆弱性情報
CPE: p-cpe:/a:debian:debian_linux:texlive-base, cpe:/o:debian:debian_linux:8.0
必要な KB アイテム: Host/local_checks_enabled, Host/Debian/release, Host/Debian/dpkg-l
エクスプロイトの容易さ: No known exploits are available
パッチ公開日: 2017/3/8
参照情報
CVE: CVE-2016-10243
DSA: 3803