リモートのOracle Linux 8ホストに、ELSA-2020-4756アドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

  - 6.0.4 LTSより前、および6.2.1より前の6.1.xおよび6.2.xのVarnish Cacheで問題が発見されました。HTTP/1の解析に失敗すると、リモートの攻撃者が細工されたHTTP/1リクエストを送信してアサートをトリガーする可能性があります。このアサーションにより、キャッシュがクリーンな状態で自動再起動が発生し、サービス拒否攻撃につながる可能性があります。
    （CVE-2019-15892）

  - 6.0.6 LTSより前、6.2.3より前の6.1.xおよび6.2.x、および6.3.2より前の6.3.xのVarnish Cacheで問題が発見されました。これは、TLS終端プロキシとの通信がPROXYバージョン2を使用する場合に発生します。アサーションの失敗とデーモンの再起動が生じる場合があり、パフォーマンスの低下を引き起こす可能性があります。（CVE-2020-11653）

  - 6.0.5 LTSより前、6.2.2より前の6.1.xおよび6.2.x、および6.3.1より前の6.3.xのVarnish Cacheで問題が発見されました。同じ接続内のあるクライアントリクエストの処理から次のリクエストの処理に移る際、ポインターがクリアされません。このため、この接続内の以前のリクエストに関連するデータ構造や、VCL関連の一時ヘッダーなどの情報が、接続ワークスペースから漏洩することがあります。（CVE-2019-20637）

Nessusはこの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

このvarnishの更新では、次の問題を修正します：

修正されたセキュリティ問題：

  - CVE-2019-15892：細工されたHTTP/1リクエストの送信により引き起こされる可能性があるサービス拒否を修正しました（boo#1149382）。

セキュリティ以外の修正された問題：

	 - パッケージをリリース 6.2.1に更新しました。

  - ワーカースレッドへのスケジューリングタスクが停止しているようである場合にワーカープロセスを再起動するスレッドプールウォッチドッグを追加しました。これは新しいパラメーター「thread_pool_watchdog」により構成されます。

  - varnishtestで偽のエラーを引き起こしていた上書きのエラーを無効にしました。

リモートのCentOS Linux 8ホストにインストールされているパッケージは、CESA-2020: 4756のアドバイザリに記載されている脆弱性の影響を受けます。

  - varnish: 特定の細工されたHTTP/1リクエストを処理するサービス拒否（CVE-2019-15892）

  - varnish: 2つのクライアントリクエストの間にポインターをクリアしないと、情報漏洩につながります（CVE-2019-20637）

  - varnish: リモートクライアントによりVarnishがアサートおよび再起動して、DoSを引き起こす可能性があります（CVE-2020-11653）

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

Alf-Andre Walla氏は、VarnishのWebアクセラレータに、リモートで誘発可能なアサートを発見しました。無効な形式のHTTPリクエストを送信することで、サービス拒否が発生する可能性があります。

旧安定版（oldstable）ディストリビューションへの影響はありません。

新しいUpstreamリリース。セキュリティリリース、VSV00003 DoS攻撃ベクトル（別名CVE-2019-15892）に対するパッチ適用。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをFedora更新システムのWebサイトから直接抽出しています。
Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

新しいUpstreamリリース。VSV00003、CVE-2019-15892を修正するセキュリティリリース。その他の変更のリストについては、https://github.com/varnishcache/varnish-cache/blob/6.0/doc/changes.rstの上流の変更ログを参照してください。 

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをFedora更新システムのWebサイトから直接抽出しています。
Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

リモートの Redhat Enterprise Linux 8 ホストにインストールされているパッケージは、RHSA-2020: 4756のアドバイザリに記載されている脆弱性の影響を受けます。

  - varnish: 特定の細工されたHTTP/1リクエストを処理するサービス拒否（CVE-2019-15892）

  - varnish: 2つのクライアントリクエストの間にポインターをクリアしないと、情報漏えいにつながります（CVE-2019-20637）

  - varnish: リモートクライアントによりVarnishがアサートおよび再起動して、DoSを引き起こす可能性があります（CVE-2020-11653）

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ID	名前	製品	ファミリー	公開日	更新日	深刻度
142772	Oracle Linux 8：varnish: 6（ELSA-2020-4756）	Nessus	Oracle Linux Local Security Checks	2020/11/12	2021/5/11	high
129376	openSUSEセキュリティ更新プログラム：varnish（openSUSE-2019-2184）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2019/9/26	2024/4/22	high
145911	CentOS 8：varnish: 6（CESA-2020：4756)	Nessus	CentOS Local Security Checks	2021/2/1	2023/2/8	high
128510	DebianDSA-4514-1：varnish - セキュリティ更新	Nessus	Debian Local Security Checks	2019/9/5	2024/4/29	high
129659	Fedora 30：varnish（2019-feec5e0afd）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2019/10/7	2024/4/19	high
129421	Fedora 29：varnish（2019-8a85a90af6）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2019/9/30	2024/4/22	high
129638	Fedora 31：varnish（2019-a0a0cdef92）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2019/10/7	2024/4/19	high
142443	RHEL 8：varnish: 6（RHSA-2020: 4756)	Nessus	Red Hat Local Security Checks	2020/11/4	2024/6/4	high

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