このlibxml2用の更新プログラムでは、次の問題が修正されます：

  - CVE-2016-9318：libxml2には、現在のドキュメントが読み取られても他のファイルが開かない可能性があることを直接示すフラグがありませんでした。これにより、リモート攻撃者が細工されたドキュメントを介してXML外部実体（XXE）攻撃を容易に仕掛けることができました（bsc#1010675）。

  - リカバリモードになっている場合に、xpointer.cおよびxmlDumpElementContentでのNULLデリファレンスとxmlParseConditionalSectionsでの無限再帰を防止します（bnc#1014873）

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

このlibxml2用の更新プログラムでは、次の問題が修正されます：

修正されたセキュリティ問題：

CVE-2018-14404：XPATH_OP_ANDまたはXPATH_OP_ORのケースで無効なXPath式を解析する際に、xmlXPathCompOpEval()関数でのNULLポインターデリファレンスを防ぎます。これによりサービス拒否攻撃が引き起こされる可能性がありました（bsc#1102046）

修正されたその他の問題：CVE-2016-9318の修正に関連するバグを修正しました。--nonetが与えられた場合でも、xsltprocがインターネットにアクセスできるようになり、またdocbook-xsl-stylesheetsに不完全なxmlカタログファイルを持たせていました（bsc#1010675、bsc#1126613、bsc#1110146）。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、そこに新しい問題を追加することはせずに、できる限り自動的に整理と書式設定をするようにしています。

このlibxml2用の更新プログラムでは、次の問題が修正されます：

修正された問題：

CVE-2016-9318の修正に関連するバグを修正しました。--nonetが与えられた場合でも、xsltprocがインターネットにアクセスできるようになり、またdocbook-xsl-stylesheetsに不完全なxmlカタログファイルを持たせていました（bsc#1010675、bsc#1126613、bsc#1110146）。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、そこに新しい問題を追加することはせずに、できる限り自動的に整理と書式設定をするようにしています。

このlibxml2の更新では、次の問題が修正されます：

  - CVE-2016-4658：メモリ解放後使用エラーはクラッシュにつながる可能性がありました（bsc#1005544）

  - 回復モードでのxpointer.cのNULLデリファレンスを修正（bsc#1014873）

  - CVE-2016-9597：開始タグが多数含まれているXMLドキュメントが、DoSを可能にする再帰制限によって検出されないスタックのオーバーフローを引き起こした可能性があります（bsc#1017497）。

CVE-2016-9318では、既存のセットアップがオーバーライドされる可能性があるため、修正は出荷されません。信用できないXMLファイルを解析する場合は適切な対策を講じ、できるだけ新しい-noxxeフラグを使用してください（bnc#1010675、bnc#1013930）。

この更新はSUSEからインポートされました：SLE-12-SP2：更新プロジェクトを更新します。

リモートホストは、GLSA-201711-01（libxml2：複数の脆弱性）で説明されている脆弱性による影響を受けます。複数の脆弱性がlibxml2で発見されています。詳細については、以下に記載されているCVE識別番号を参照してください。影響：リモートの攻撃者が、ユーザーを誘導して特別に細工されたXMLドキュメントを処理させることで、任意のコードをリモートで実行したり、XML外部エンティティ（XXE）攻撃を実行したり、サービス拒否状態を引き起こしたりする可能性があります。回避策：現時点では、既知の回避策はありません。

このlibxml2の更新では、次の問題が修正されます：修正されたセキュリティ問題：

  - CVE-2017-9050：ヒープベースのバッファオーバーフロー（xmlDictAddString関数）（bsc#1039069、bsc#1039661）

  - CVE-2017-9049：ヒープベースのバッファオーバーフロー（xmlDictComputeFastKey関数）（bsc#1039066）

  - CVE-2017-9048：スタックオーバーフロー脆弱性（xmlSnprintfElementContent関数）（bsc#1039063）

  - CVE-2017-9047：スタックオーバーフロー脆弱性（xmlSnprintfElementContent関数）（bsc#1039064）以前にリリースされた更新の説明：CVE-2016-9318では、既存のセットアップを破壊する可能性があるため、修正を出荷しないことにしました。信用できないXMLファイルを解析する場合は適切な対策を講じ、できるだけ新しい

-noxxeフラグを使用してください（bnc#1010675、 bnc#1013930）。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

リモートの Ubuntu 14.04 LTS / 16.04 LTS / 18.04 LTS ホストには、USN-3739-1のアドバイザリに記載されている複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

  - libxml2 2.9.4 以前には、XMLSec 1.2.23 以前や他の製品で使用されていたように、現在のドキュメントが読み取られても他のファイルが開かない可能性があることを直接示すフラグがありませんでした。これにより、リモート攻撃者が細工されたドキュメントを介して XML 外部実体 (XXE) 攻撃を容易に仕掛けることができます。
    (CVE-2016-9318)

  2.9.5 より前の libxml2 の parser.c はパラメータエンティティで無限再帰を防ぐことはできません。
    (CVE-2017-16932)

  - 2.9.6 より前の libxml2 の xzlib.c 内の xz_head 関数により、リモート攻撃者が、細工した LZMA ファイルを介してサービス拒否 (メモリ消費) を引き起こす可能性があります。これは、デコーダー機能が正当なファイルに対して必要なメモリ使用量を制限しないためです。(CVE-2017-18258)

  - NULL ポインターデリファレンスの脆弱性が、xpath.c: xmlXPathCompOpEval()関数 (2.9.8以前のlibxml2) にあります。この脆弱性は、XPATH_OP_ANDまたはXPATH_OP_ORケースで無効なXPath式を解析したときに見られます。
    libxml2 ライブラリを使用して信頼できない XSL 形式の入力を処理するアプリケーションは、アプリケーションのクラッシュによるサービス拒否攻撃に対して脆弱である可能性があります。(CVE-2018-14404)

  - libxml2 2.9.8 では、--with-lzmaが使用されている場合に、リモート攻撃者が、LZMA_MEMLIMIT_ERROR をトリガーする細工した XML ファイルを介してサービス拒否 (無限ループ) を引き起こす可能性があります。これは、xmllint で実証されており、CVE-2015-8035や CVE-2018-9251 とは別の脆弱性です。(CVE-2018-14567)

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションが自己報告するバージョン番号にのみ依存していることに注意してください。

最新のUpstreamリリースへ更新してください。これは、いくつかのセキュリティ関連の修正を含みます。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをFedora更新システムのWebサイトから直接抽出しています。
Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

このlibxml2用の更新プログラムでは、次の問題が修正されます：

  - CVE-2016-4658：メモリ解放後使用エラーはクラッシュにつながる可能性がありました[bsc#1005544]

  - 回復モードでのxpointer.cのNULLデリファレンスを修正します[bsc#1014873]

  - CVE-2016-9597：開始タグが多数含まれているXMLドキュメントが、DoSを可能にする再帰制限によって検出されないスタックのオーバーフローを引き起こした可能性があります（bsc#1017497）。
    CVE-2016-9318では、既存のセットアップがオーバーライドされる可能性があるため、修正は出荷されません。信用できないXMLファイルを解析する場合は適切な対策を講じ、できるだけ新しい
    -noxxeフラグを使用してください（bnc#1010675、bnc#1013930）。

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

このlibxml2の更新では、次の問題が修正されます：

  - 回復モードでのxpointer.cのNULLデリファレンスを修正（bsc#1014873）

  - CVE-2016-9597：開始タグが多数含まれているXMLドキュメントが、DoSを可能にする再帰制限によって検出されないスタックのオーバーフローを引き起こした可能性があります（bsc#1017497）

  - CVE-2014-0191：エンティティの置換が無効な場合に外部パラメーターエンティティをロードすることにより、DoSが引き起こされる可能性がありました。
    （bsc#876652）

  - CVE-2016-9318：XML外部エンティティ（XXE）が、細工されたドキュメントを介して悪用される可能性がありました。 （bsc#1010675）

注意：Tenable Network Securityは、前述の記述ブロックをSUSEセキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、新たな問題を持ち込まずに、できる限り自動的に整理して書式設定するようにしています。

リモートの Debian 9 ホストには、dla-2972 のアドバイザリに記載された複数の脆弱性の影響を受けるパッケージがインストールされています。

  - libxml2 2.9.4 以前には、XMLSec 1.2.23 以前や他の製品で使用されていたように、現在のドキュメントが読み取られても他のファイルが開かない可能性があることを直接示すフラグがありませんでした。これにより、リモート攻撃者が細工されたドキュメントを介して XML 外部実体 (XXE) 攻撃を容易に仕掛けることができます。
    (CVE-2016-9318)

  2.9.5 より前の libxml2 の parser.c はパラメータエンティティで無限再帰を防ぐことはできません。
    (CVE-2017-16932)

  62.0.3202.62 より前の Google Chrome やその他の製品で使用されているように、2.9.5 より前の libxml2 の xmlmemory.c の整数オーバーフローにより、リモート攻撃者が、細工した XML ファイルを介してヒープ破損を悪用する可能性がありました。(CVE-2017-5130)

  - ** 異論あり ** libxml2 2.9.4 をリカバリモードで使用すると、リモート攻撃者が細工された XML ドキュメントを介してサービス拒否 (NULL ポインターデリファレンス) を引き起こす可能性があります。注 : メンテナーは、少なくとも XML パーサーの手動リカバリにのみ使用すべき CVE を、リカバリ解析オプションにしようすることに同意しないと述べています。(CVE-2017-5969)

  - 2.9.13 より前の libxml2 の valid.c には、ID および IDREF 属性のメモリ解放後使用 (Use-After-Free) があります。(CVE-2022-23308)

Nessus はこれらの問題をテストしておらず、代わりにアプリケーションの自己報告されたバージョン番号にのみ依存しています。

ID	名前	製品	ファミリー	公開日	更新日	深刻度
96566	SUSE SLES11セキュリティ更新プログラム：libxml2（SUSE-SU-2017:0164-1）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2017/1/17	2021/1/19	high
123073	SUSE SLES11セキュリティ更新プログラム：libxml2 (SUSE-SU-2019:13985-1)	Nessus	SuSE Local Security Checks	2019/3/25	2022/1/26	medium
126814	SUSE SLED12 / SLES12セキュリティ更新プログラム：libxml2（SUSE-SU-2019:1896-1）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2019/7/19	2024/5/9	medium
97116	openSUSEセキュリティ更新プログラム：libxml2（openSUSE-2017-244）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2017/2/13	2021/1/19	critical
104492	GLSA-201711-01：libxml2：複数の脆弱性	Nessus	Gentoo Local Security Checks	2017/11/10	2021/1/11	critical
100780	SUSE SLES11セキュリティ更新プログラム：libxml2（SUSE-SU-2017:1557-1）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2017/6/14	2021/1/19	high
183608	Ubuntu 14.04 LTS / 16.04 LTS / 18.04 LTS : libxml2 の脆弱性 (USN-3739-1)	Nessus	Ubuntu Local Security Checks	2023/10/20	2023/10/20	medium
99491	Fedora 25：libxml2（2017-a3a47973eb）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2017/4/20	2021/1/6	critical
97015	SUSE SLED12 / SLES12セキュリティ更新プログラム：libxml2（SUSE-SU-2017:0380-1）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2017/2/6	2021/1/6	critical
100352	SUSE SLED12 / SLES12セキュリティ更新プログラム：libxml2（SUSE-SU-2017:1366-1）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2017/5/23	2021/1/6	high
99492	Fedora 24：libxml2（2017-be8574d593）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2017/4/20	2021/1/6	critical
159615	Debian DLA-2972-1 : libxml2 - LTS セキュリティ更新	Nessus	Debian Local Security Checks	2022/4/9	2023/11/2	high

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