現在の Upstream の安定リリースに対するこの更新には、一組のセキュリティ修正が含まれます。

- SSLv3/TLSv1 BEAST 攻撃（Upstream のバグ 3704）への OpenSSL の対策を有効にします。この対策を無効にするには、NoEmptyFragments TLSOption を使用します。一部のクライアントとの相互運用性の問題が生じる可能性があります。

- 応答プールの use-after-free メモリ破損エラー（Upstream のバグ 3711、#752812、ZDI-CAN-1420、CVE-2011-4130）。これにより、リモートの攻撃者が、特別に細工されたリクエストを用意し（この結果、サーバーは例外的な状態を処理しなければならなくなります）、メモリ破損を引き起こしたり、proftpd サーバーを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行したりする可能性があります。

注意：Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを Fedora セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenable では、できる限り新たな問題を持ち込まないように、自動的に整理して書式設定するようにしています。

proftpd で次の脆弱性が発見され、修正されています。

1.3.3g より前の ProFTPD の Response API における use-after-free の脆弱性により、認証されたリモートのユーザーが、FTP データ転送後に発生するエラーが関係しているベクトルを介して任意のコードを実行する可能性があります（CVE-2011-4130）。

更新済みパッケージが、この問題に対して脆弱性がない最新バージョン 1.3.3g にアップグレードされました。

セキュリティ問題を修正する新しい proftpd パッケージが、Slackware 11.0、12.0、12.1、12.2、13.0、13.1、13.37 および最新版で利用可能です。

リモートホストは、GLSA-201309-15 で説明されている脆弱性の影響を受けます（ProFTPD：複数の脆弱性）

ProFTPD で複数の脆弱性が発見されました。詳細については、以下で参照されている CVE 識別子をレビューしてください。
 影響：

コンテキスト依存の攻撃者が、プロセスの権限で任意のコードを実行したり、中間者攻撃を仕掛けて任意の SSL サーバーを偽装したり、サービス拒否状態を引き起こしたり、任意のファイルを読み取ったり改ざんする可能性があります。
 回避策：

現時点で、既知の回避策はありません。

UnixおよびLinux用の無料のFTPサーバーであるProFTPDが、リモートホストで使用されています。

バナーによると、リモートホストにインストールされているProFTPDのバージョンは1.3.3gあるいは1.3.4より前です。そのため、サーバーからクライアントへの応答を送信するのに使用される応答プールをサーバーが管理する方法でコード実行可能な脆弱性に影響を受けている可能性があります。リモートの認証されている攻撃者が、この問題を利用し、影響を受けるアプリケーションを実行しているユーザーの権限範囲で、リモートホストで任意のコードを実行する可能性があります。

Nessusでは、実際には欠陥をテストせず、その代わりにProFTPDのバナーに表示されるバージョンを頼りにしていることに注意してください。

リモートの Solaris システムに、次のセキュリティの更新に対処するのに必要なパッチがありません：

- 1.3.3g より前の ProFTPD の Response API における use-after-free 脆弱性により、リモートの認証されたユーザーが、FTP データ転送後に発生するエラーが関係しているベクトルを介して任意のコードを実行する可能性があります。(CVE-2011-4130)

FTP サーバーである ProFTPD に、いくつかの脆弱性が発見されました。

  - （CVE id はありません）STARTTLS で暗号化が有効化された後に、ProFTPD が暗号化されていない入力バッファからのデータを不適切に使用します。これは CVE-2011-0411 と類似する問題です。

  - CVE-2011-4130 ProFTPD が、特定の例外的条件の下で、応答プールを解放して使用します。これにより、リモートコードの実行が引き起こされる可能性があります。（lenny のバージョンは、この問題の影響を受けません。）

この更新は、1.3.3 メンテナンスブランチの現行（および最終）リリースであり、2 つのセキュリティ修正が含まれます。

  - SSLv3/TLSv1 BEAST 攻撃（Upstream のバグ 3704）への OpenSSL の対策を有効にします。この対策を無効にするには、NoEmptyFragments TLSOption を使用します。一部のクライアントとの相互運用性の問題が生じる可能性があります。

    - 応答プールの use-after-free メモリ破損エラー（Upstream のバグ 3711、#752812、ZDI-CAN-1420）。これにより、リモートの攻撃者が、特別に細工されたリクエストを用意し（この結果、サーバーは例外的な状態を処理しなければならなくなります）、メモリ破損を引き起こしたり、proftpd サーバーを実行しているユーザーの権限で任意のコードを実行したりする可能性があります

注意：Tenable Network Security は、前述の記述ブロックを Fedora セキュリティアドバイザリから直接抽出しています。Tenableでは、そこに新しい問題を追加することはせずに、できる限り自動的に整理と書式設定をするようにしています。

openSUSE バージョン 12.1 で、proftpd パッケージの複数の脆弱性が発見されました。

ID	名前	製品	ファミリー	公開日	更新日	深刻度
56896	Fedora 16：proftpd-1.3.4-1.fc16（2011-15765）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2011/11/22	2021/1/11	high
57046	Mandriva Linux セキュリティアドバイザリ：proftpd（MDVSA-2011: 181）	Nessus	Mandriva Local Security Checks	2011/12/8	2021/1/6	high
57895	Slackware 11.0/12.0/12.1/12.2/13.0/13.1/13.37/最新版：proftpd（SSA：2012-041-04）	Nessus	Slackware Local Security Checks	2012/2/13	2021/1/14	high
70111	GLSA-201309-15：ProFTPD：複数の脆弱性	Nessus	Gentoo Local Security Checks	2013/9/25	2021/1/6	critical
56894	Fedora 15：proftpd-1.3.4-1.fc15（2011-15740）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2011/11/22	2021/1/11	high
56956	ProFTPD < 1.3.3g/1.3.4 応答プールUse-After-Freeコード実行	Nessus	FTP	2011/11/28	2020/3/27	high
80742	Oracle Solaris サードパーティのパッチの更新：proftpd（cve_2011_4130_use_after）	Nessus	Solaris Local Security Checks	2015/1/19	2021/1/14	high
56850	Debian DSA-2346-2：proftpd-dfsg - 複数の脆弱性	Nessus	Debian Local Security Checks	2011/11/16	2021/1/11	high
56895	Fedora 14：proftpd-1.3.3g-1.fc14（2011-15741）	Nessus	Fedora Local Security Checks	2011/11/22	2021/1/11	high
74521	openSUSE セキュリティ更新：proftpd（openSUSE-2011-19）	Nessus	SuSE Local Security Checks	2014/6/13	2021/1/14	high

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