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ブログ通知を受信するTenable の新しい IT/OT 機能で可視性、セキュリティ、制御を向上
Tenable.ot v3.14 製品の機能を使用すると、セグメント化されたネットワークのカバレッジが拡大され、オペレーショナルテクノロジー (OT) 環境全体をより広く可視化できます。
企業がサイバーセキュリティのベースラインを理解することが現在、今までになく重要になっています。悪意のある部外者や内部関係者から、複数のベンダーに影響を与える新しい脆弱性まで、IT ネットワーク内の各要素を効果的に可視化できなければ、ビジネスにおいて最善の決定を下すことはできません。
本日は、Tenable.ot の新機能を紹介します。新機能を利用すると、特定のセキュリティニーズに合わせたツールのより適切な調整、技術に詳しくない利害関係者への報告の簡易化が可能になり、セグメント化または分離された資産のより深いカバレッジが提供されます。Tenable.ot は現代の製造産業向けの産業用制御システム (ICS) のセキュリティ分野のリーダー製品として、IT チームと OT チームの連携の向上、資産の特定、リスクの伝達、アクションに対する優先順位付けを可能にするソリューションです。
Tenable.ot の 4 つの新機能
1. セグメント化された資産をより深くカバー — OT 環境を保護するには、従来のエアギャップと同様に、ネットワークをセグメント化し、ミッションクリティカルな資産をそれほど重要でない資産から分離することが重要です。ただし、ネットワークのセグメント化には制限があります。多くの場合、複数のパッシブスキャンツールを投入して、ネットワーク内のセグメント間でトラフィックをマッピングすることで克服できますが、この場合、ネットワーク内のアセットの全体像は依然として不完全にしか把握できません。Tenable.ot の新しいアクティブセンサーを使用すると、別に分離された、またはルーティング不可能なネットワーク内にある、パッシブスキャナーが認識できないデバイスに対してクエリを実行できます。これにより、セキュリティを犠牲にしたり、資産の機能を妨げたりすることなく、環境全体を完全に可視化できます。
2. 新しいセンサー管理機能 — 新しいセンサー管理機能は、制御をしやすくして情報の文脈を深く把握できるようにするため、ビジネスにおいてセキュリティに関する最善の決定が下しやすくなります。また、この機能により検出能力が向上するため、攻撃者が悪用する前に潜在的な攻撃経路を簡単に遮断できます。センサーを仮想マシンに配備して同じインターフェースから管理することもできます。くわえて、ゼロトラストイニシアチブを実装したり、追加のセグメンテーションを導入したりしているお客様向けに、当社の特許取得済みのアクティブクエリテクノロジーをより柔軟に活用できるようにしています。したがって、お客様のセキュリティ環境がどのようなものであっても Tenable は対応可能です。
3. グローバルダッシュボードのレポートの統合 — 経営陣が「うちの会社のセキュリティは大丈夫」と問うているとき、専門用語がちりばめられた 100 ページにおよぶ長いレポートは必要ありません。求めているのではありません。理解しやすく、他のビジネス部門に簡単に伝達できる情報を求めているのです。強化されたグローバルダッシュボードのレポートを使用すると、セキュリティチームは OT 環境全体からテレメトリをすばやく収集できるようになります。ウィジェットはユーザー設定可能なので、タイプ、イベント、ポリシー、およびリスクスコアごとに簡単にアセットをグループ化できます。セキュリティチームは、リスクの高い資産を効率的に特定し、リスクを効果的に伝達できるため、経営陣は彼らから得た適切な情報に基づき、ビジネス上の意思決定を行うことができます。
4. 製品内の署名および検出フィード — 新しい署名および検出フィードを使用すると、当社の包括的な調査部門を活用した、最新かつ最高のプラグインを実行していることが検証できます。最新の脆弱性を検出したり、脆弱性や設定ミスに関する戦術的な評価を行ったりして、脅威や攻撃に対して待ちの体勢でいるのではなく、そうした弱点がネットワークに現れる前に、事前に対策を講じることができます。
これらの新しい機能に加えて、Tenable.ot は、お客様のニーズに基づいて、サポートされるプロトコルとシステムセットを常に拡張しています。
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