Tenable、IBM Security の X-Force Red と共同で Active Directory 攻撃の継続的な検出と防止に取り組む
November 10, 2021 · Columbia, MD
脆弱性管理ソリューションを提供する Tenable®, Inc. は、本日、IBM Security の X-Force Red と戦略的提携を拡大し、Active Directory とコネクテッド環境に対する攻撃を継続的にリアルタイムに検出して防止する、包括的な Active Directory のセキュリティサービスを提供することを発表しました。Tenable.ad のパワーに X-Force Red のベテランハッカー集団を組み合わせたサービスによって、企業は、攻撃のチャンスになる脆弱点をいち早く特定して、悪用される前に是正できます。
Active Directory の環境には攻撃者が狙う多くの標的があり、脆弱な状態で放っておくと、権限昇格やドメイン全体ののっとりにつながるルートとして悪用されるおそれがあります。しかし、ドメインの複雑さが増すにつれて、設定ミスによる不具合も非常に多くなり、企業にとってセキュリティの管理が難しいのが実情です。脆弱点を特定してビジネスに影響を与える問題に発展する前に修正できない状況が一般化しています。
Tenable.ad と X-Force Red のチームは、導入、設定、サポート、ツール管理の提供によって Active Directory の設定ミスなどの脆弱点を特定します。特定された脆弱点は、攻撃に悪用されるリスクの高い順に優先順位付けされ、チームが是正プロセス全体をエンドツーエンドで管理します。その結果、Active Directory 環境が強健になり、攻撃経路が遮断され、攻撃をしかけても先に進むことができません。
「最近の大型のサイバー攻撃を調べてみると、必ず、脆弱で設定ミスのある Active Directory が悪用されています。公開されている脆弱点や設定ミスを足掛かりに、犯罪者は権限昇格してネットワーク内を探索するのです。これからは X-Force Red チームと力を合わせて、Active Directory の脆弱点が明日の攻撃経路になる前に探し出して修正していきます」と Tenable COO、マーク・サーモンドはコメントしています。
「Active Directory のアタックサーフェスを理解していないと侵害のリスクが増大します。攻撃者は環境内に侵入するだけでなく、Active Directory を悪用して、環境内のほかの機密領域にアクセスしていきます。 Active Directory の脆弱性の常時検出と修正が、セキュリティプログラムの基本的な要素でなければならないのは、この理由からです」とグローバルマネージングパートナー、 X-Force ヘッド、チャールス・ヘンダーソン氏は語っています。
パートナーシップについて詳しくはこちらから: https://www.ibm.com/jp-ja/security/services/offensive-security-services.
Tenable について
Tenable®, Inc. は、脆弱性管理ソリューションを提供します。世界中の 3 万以上の組織がサイバーリスクを正確に把握し、削減するために Tenable を採用しています。Nessus® の開発者である Tenable は、脆弱性に対する専門性をさらに広げ、あらゆるコンピューティングプラットフォーム上のあらゆるデジタル資産を管理、保護できる世界初のプラットフォームを展開しています。Tenable は、フォーチュン 500 の半数以上、およびグローバル 2000 の 30% 以上の企業や大規模の政府機関などで利用されています。詳しくは jp.tenable.com まで。
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