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クラウドデータと AI リソースの保護が決め手になるクラウドセキュリティ態勢の要塞化

クラウドにあるデータと AI リソースを保護する方法

データセキュリティ態勢管理 (DSPM) と AI セキュリティ態勢管理 (AI-SPM) が、クラウドセキュリティの主要な課題への対処にどのように役立つかをご紹介します。

クラウドは現代のビジネスの生命線となっています。柔軟性、拡張性、そして拡大し続けるストレージ技術により、データの爆発的な増加はより一層激しくなっています。大規模なメディアアーカイブ用のオブジェクトストレージからリアルタイム分析用の NoSQL データベースまで、組織は多様なクラウドデータ環境を採用しています。

人工知能 (AI) が、クラウドに保存されるデータの量と種類のさらなる増加の拍車をかけているもう 1 つの要因となっています。AI アプリケーションは、より高度になるにつれて、学習して効果的に機能するのにより多くのデータが必要になるためです。

これらの組み合わせは、好循環を生み出します。つまり、保存され使用されるデータが増えるほど、AI の使用事例の範囲が広がり、さらに多くのユーザーを引き付けることができます。しかし、新しいユーザー、データの種類、ストレージソリューションが追加されるたびに、クラウドのアタックサーフェスは拡大していきます。

クラウドストレージにおける動的な環境では、従来の境界ベースのセキュリティだとその対策に困難を極めます。クラウド内のデータは絶えず移動しており、さまざまな場所や形式で保存されているためです。くわえて、AI テクノロジーの急速な進歩により、多くの組織が自社のデータに基づいて新しい独自の AI モデルを使用または作成し、新たな知見やイノベーションを生み出しています。

DSPM と AI-SPM でクラウドセキュリティを向上させる方法

クラウドには、データと AI に関して特有の問題とチャンスがあります。組織はデータの収集、保存、使用に伴うセキュリティ関連のすべての事柄に対応することが重要となります。これには、データ資産を自動的かつ継続的にスキャンし、機密データを検出して監視し、潜在的なリスクについて警告することが含まれます。これらの課題に対処するために、データセキュリティ態勢管理 (DSPM) や AI セキュリティ態勢管理 (AI-SPM) などの新しいソリューションが多くの組織にとって不可欠なものになりつつあります。

ほとんどのクラウドセキュリティソリューションは、有用なツールを数多く提供しています。しかし、データ分析を行い、組織の最も機密性の高い資産を担当者が優先順位付けできるようなものはありません。このようなソリューションは、クラウド環境自体のセキュリティ保護には優れていますが、クラウド環境内に存在するデータや AI リソースには対応できていません。翻って、スタンドアロンの DSPM および AI-SPM サービスは、データと AI リソースを照らす強力なスポットライトとしては機能しますが、より広範なクラウドセキュリティ対策と組み合わせなければ、クラウドインフラの脆弱性を悪用した不正アクセスや侵害を防ぐことはできません。

組織を強靱に保護するには、貴重なデータと AI リソースを特定するための DSPM と AI-SPM、およびそれらの周りに安全な金庫を構築できるクラウドセキュリティソリューションが必要となります。

Tenable Cloud Security が DSPM と AI-SPM 機能を提供開始

組織におけるデータと AI のセキュリティニーズに対応するため、DSPM と AI-SPM の機能が Tenable Cloud Security に完全統合されました。

DSPM と AI-SPM でクラウドセキュリティを向上させる方法

出典: Tenable、2024 年 10 月

Tenable Cloud Security に統合された DSPM および AI-SPM 機能には、スタンドアロン製品と比べて大きな利点があります。詳細なデータ検出と分類が可能なことです。したがって、機密情報の識別や、保護の優先順位付けが行えるようになります。これにより本質的に可視化できるようになるため、的を絞ったセキュリティ対策や、コンプライアンスへの取り組みの簡素化を実現できます。また、Tenable のクラス最高のクラウドインフラ権限管理 (CIEM) 機能もさらに強化されています。AI 権限管理が改善され、組織の適切なアクセスポリシーを持つユーザーのみが独自の AI モデルにアクセスできるようになりました。

クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム (CNAPP) である Tenable Cloud Security に統合された DSPM および AI-SPM 機能により、組織のセキュリティを大きく強化できるのです。

クラウドセキュリティの将来は、あらゆる脅威に対処する統一されたアプローチがあるかどうかにかかっています。CNAPP は、脆弱性、ワークロード保護、アクセス制御を一元的に管理できる、クラウドセキュリティの中枢神経系へと進化しています。DSPM と AI-SPM の機能を Tenable Cloud Security に統合することは、このビジョンに向けた大きな一歩となります。CNAPP プラットフォームが進化するにつれて、クラウドセキュリティはクラウド自体と同様にシームレスかつスケーラブルになっていくことでしょう。

DSPM と AI-SPM の詳細

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