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ブログ通知を受信するDevOps がセキュリティにおいて画期的である3つの理由

DevOpsの革命によって サイバーセキュリティの課題が増えている理由については、よく論じられてきました。大きな理由として考えられるのは、現在、DevOpsのスプリントやスクラムにセキュリティチームがほとんど存在しなくなっていることです。サイロの破壊とコラボレーションの促進をうたう規律において、セキュリティを考慮に入れていないために、大きなサイバーエクスポージャーギャップが生まれ、対処する必要が生じています。その結果、サイバーセキュリティは、終わりのないモグラ叩きゲームのように、リリース後に資産とアプリケーションを識別して保護するために格闘し続けています。もっと優れた方法があるのではないでしょうか。
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そして幸いなことに、その方法は存在します。もっと DevOps を活用することです。具体的には、サイバーセキュリティチームに、チームのプロセスやワークフローで DevOps の原則を受け入れるよう促すことです。これら2つのプラクティスが、セキュリティにおいて画期的といえる3つの理由は、以下のとおりです。
1) ビルトイン・セキュリティ
セキュリティテストは、開発者の畑、つまりDevOpsパイプラインで実施する必要があります。セキュリティプロセスを開発者に適応させることは重要であり、それに代わる方法はありません。これによりセキュリティは、開発工程で後から追加するような作業ではなくなり、開発者が品質保証テストのために継続的統合/継続的展開(CI/CD)システムを離れる必要はなくなります。DevOpsにセキュリティを組み込むことは、サイバーセキュリティの有効性を高めるうえで欠かせません。
2) 自動化
サイバーセキュリティでは、可能な限り、テストおよび監査の自動化を取り入れる必要があります。組織では毎日何十、何百というソフトウェア更新をリリースしています。手動プロセスに依存すると、セキュリティを維持することは不可能です。セキュリティテストは、ビルドが変更されるたびに、または新しい脆弱性が発見されるたびに、自動的に起動される必要があります。ソフトウェアの継続的デリバリーには、継続的なセキュリティ制御が必要です。
3) 事前予防
もし選べるのであれば、サイバーセキュリティリーダーは、(モグラ叩きをするのではなく)より価値の高いセキュリティプログラムの実装に時間を費やし、コンプライアンスをサポートし、リスク管理を改善したいと考えるはずです。開発中に脆弱性を事前に特定し修復することにより、稼働後に修復する場合と比較して膨大な時間とコストを節約できます(ある見積もりによると85%以上の節約)。セキュリティの分野においても次の古い格言は確かに真実です。「百の治療より一の予防」なのです。
2018年の目標の1つとして、セキュリティコストの削減、盲点の排除、DevOpsの促進を掲げるなら、 IDGのホワイトペーパーを参照してください。 3 つの理由:DevOpsがセキュリティにおいて画期的といえる3つの理由」を参照してください。組織のセキュリティを確保し、サイバーエクスポージャーギャップを軽減するための、より協調的かつ積極的なアプローチを促進するためのステップが見つかるでしょう。セキュリティを、ブロッカーからデジタルビジネスイネーブラーに変換する時が訪れました。
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